説教題:「お母さんの信じる神様」
聖書:ルツ記 第1章1-22節
説教:吉村 光 修養生
賛美:「みんなの賛美」「リジョイス」「あなたのみことば」
今日は母の日です。今日のお話は、ナオミさんというお母さんが登場します。
イスラエルの国に4人家族になりました。 お父さんはエリメレク。 そして、お母さんのナオミ、お兄さんマフロン、弟キヨン。 ある時、イスラエルの国で飢餓が起き、食べ物が全く取れなくなりました。
4人はモの国に引っ越しました。 家族みんな、無事ご飯を食べることができました。 でも、大変悲しいことに、先日お父さんのエリメレクが死んでしまいました。 数年後、マフロンとキヨンは成長して立派な大人になり、マフロンはルツ、キルヨンはオルパと結婚しました。 お母さんのアブナオミはとてもうれしかったです。 それから10年。 5人は仲良く、元気に暮らしました。 でも、突然幸せな生活が終わりました。 なんと、マフロンとキルヨンが死んでたのです。
ナオミさんは最長でした。イスラエルから一緒に来ました、全員が死んでしまいました、ナオミは独りきりになったからです。ルツとオルパも泣いています。
なんと突然、イスラエルでの飢餓が終わったというお知らせが届きました。 それを聞いたナオミは、イスラエルに帰ることにしました。 ナオミは、ルツとオルパはまだ若いから他の人と結婚した方が良いと思いました。 ナオミが2人に別れを告げると、ルツとオルパは泣き出しました。 2人はナオミを1人にするつもりはありません。一緒にイスラエルに連れて行ってくださいと言います。でもナオミは引き下がりません。ナオミは2人が新しい結婚生活をすることがお互いの幸せだと思っていたからです。オルパは、ナオミの言う「私はお母さんの行くところにどこまでもついて行きます。お母さんが住むところに住みます。私はお母さんが信じているお母さんを信じたいです。」ルツは10年前、神さまのことをまったく知りませんでしたが、ナオミと暮らすよう、今になってナオミが信じている神さまを信じるようになったのです。 ナオミは、いつもルツやオルパのことを考えてくれる優しいお母さんでした。ナオミは私のことを考えて優しくしてくれるんだろう不思議でした。でも、それはナオミお母さんからたくさんの愛を受けているからだんだんとわかってきました。だから、ナオミお母さんが信じているお母さんを信じたいと思ったのです。
神さまのことを知るきっかけは、人それぞれです。 神さまのお話を聞いて、そして神さまを信じてお母さんやお父さんや周囲の人の優しさに触れて、みんなは神さまがどんなお方か知ります。 苦しい時、悲しい時、励まし助けてくれる神さま。