種をまく人のたとえ

説教題:「種をまく人のたとえ」
聖書:マタイによる福音書 第13章1~17節
説教:齋藤 善樹 師
賛美:新聖歌 第1番「父の神よ 夜は去りて」1,2,3 第341番「恐れなく近寄れ」1,2,3,4

この譬え話は単純です。種まく人がタネを蒔いて、あるタネは道端に落ちました。鳥が来て食べてしまいました。石地に落ちたタネもありました。芽は出しましたが、日照が続いて枯れてしまいます。るたねはいばらの地に落ちました。 いばらは日光をぎり、その枝はタネの成長を妨げてしまいました。 良いところに落ちた種は、根を張り、芽を出して、茎や葉が伸びて豊かに何十倍も実らせました。

弟子たちはイエスになぜ譬えで話すのかを問います。イエスは、彼らは天の国の秘儀を悟ることは許されていない。

この譬えは天国への希望と警告の意味が込められています。警告とは聞くことに頑固な私たちへの警告です。人は神のことばを聴こうとしないこと、また人間の間にも聞こえない存在である。

四つん這いの地に落ちた種の三つまではタネを受け入れない土地でした。

石地に落ちた種は、神の言葉を初めは喜んで受け入れた人のことを表します。

3番目の土地はいばらの土地でした。世の煩悩によって成長が止まってつまらないのタネは実をらせません。これはある意味で多くのクリスチャン達が様子を見ている状態かもしれません。神の恵みが分かっているつもりだけど、実際には恵みの内には生きていないと感じている人々です。 、まずは聴くことから始めることかもしれません。 大切なことは神の前に座って、み言葉に心の耳を定めることです。 エクササイズの学びで、第2回目のテーマは、毎日5分間の静まりの時間を持つことでした。 他の事は考えないで、ただ、「神よ」と言って後は沈黙するのです。 それを日ごとの習慣とします。 それによってタネは茨から自由になります。

4番目の土地に落ちたタネは育って、100倍60倍30倍の実を実らせました。 ダメになってしまったタネを遥かに上回る実を見せます。 人生ではタネを枯らせてしまう経験が少ないかもしれません。私たちの人生に福音のタネを蒔いていてください。 あなたの地中に深くタネが埋まっているかも知れません。 神はそのタネを成長させようとして下さい。 埋もれたままでそこを神はお望みではありません。

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