あなたに与えられる良きもの

説教題:「あなたに与えられる良きもの」
聖書:マタイによる福音書 第7章7-12節
説教:土井 恵 師
賛美:新聖歌8番「七日の旅路」1,2,3,4 新聖歌 196番「祈れ物事」1,2,3,4

①誰にでも、与えてくださる神を知ること

聖書の神さまはあなたにとってお父さんの存在です。地上での父は子どもに良いものを与えるということが、パンと蛇のたとえをもって書かれています。パンに似ているからと言って石をあげる父がいるか?魚を食べたいのに蛇を与える父がいるか?地上での父親がわが子に良くするというのならば、ましてや、天におられる父は良くしてくださらないはずがないというのです。では、与えられる「良いもの」とは何か。それは「あなたにとっての最善」です。神さまは、私たちにとって一番よいもの、最善を与えてくださるのです。私たち一人ひとりのことをよく知って、こよなく愛して下さる神さまが、神さまの愛と配慮の内に、必ず神は与えてくださるのです。神さまはあなたが幸せであってほしい、あなたが私は生きてて大丈夫と思っていて欲しいと、願っておいでです。そのためにあなたに良いものを与えたいと願っておられるのです。

②求め、探し、叩くこと

神さまがあなたにして欲しいと願っておられることがあります。それは、私たちが神さまに求める、探す、叩く、ということです。これは、根気よく、諦めないで、忍耐をもって、祈ってごらんという神さまからの励ましです。祈りへの積極的な励ましです。私たちの心の内側から、どうせこんなことは祈ったって駄目かもしれない、そう思う気持ちがわいてこないではない。けれども主は、私たちに求めなさい、探しなさい、叩きなさい、と仰る。求め続けなさい、探し続けなさい、叩き続けなさい、という訳にも出来る言葉です。継続が一番難しさを覚えますね。中断したなら、またあぁ祈ろうと思ったその時からまた祈りを再開するのです。また、一人で祈ることもハードルが高い。だから、出来る事ならば祈祷会や集会に集うのです。

  なぜ祈りなさいと神様は私たちに言われているのでしょう。それは、神さまが私たちとつながりたいと思っておられるからではないでしょうか。私たちが願うよりもずっと、神さまは私に求めてほしいと、そしてあなたに応えたいと思っておいでです。神さまは、私たちが祈り求めることを待っておられます。あなたが求めるなら、探すなら、叩くなら、よきものが与えられます。神に求め、探し、叩くことを続けようではありませんか。

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